こんにちは、Frankです。
今日は「相槌」についてお話をしましょう。
「相槌」は英語で、back-channel feedback。
「相槌を打つ」は、give back-channel feedbackと言います。
この「相槌」、「オウム返し疑問文」(echo questions)の形式を
とることが多いのですが、日本人が安易にオウム返しをして、
失礼な表現になってしまっていることがあります。
例えばこれ。アメリカで働く日本人のBさんが、
アメリカ人のAさんの発言にこう反応します:
A: I have never been abroad.(海外には行ったことがないんです)
B: Haven’t you?(そうなんですか?)
このBさんの相槌、オウム返し疑問文になっていますが、
実は相槌を否定形疑問文で言っちゃうと、ネイティブに
よっては、「えっ、海外にも行ったことないの!?」。
場合によっては「海外に行くお金もなかったんだ」と、
かなり侮辱的(offensive)に捉えられることがあります。
こういう場合、Bさんは、Oh, you haven’t.(あ、行ってないんだ)
と平叙文で、軽く相槌を打ってあげるのがいいでしょう。
Why don’t you~? も、「~しませんか?」という意味で捉えて
いる日本人が多いのですが、お互いに信頼関係も築けていない
のに、最初から例えば、Why don’t you answer my e-mail?
なんて言うと、「返信くらいしてくれたっていいだろう!?」
という意味にもなりかねないことも。
ビジネスシーンであれば、
―Could you answer my e-mail?
―Would you answer my e-mail?
―I’d appreciate your answering my e-mail.
あたりが無難でしょう。
ということで「今日の講座はこれで終わり」ではなく、
今日は、初めての音声ファイルを添付しています。
約1分間のお試しメッセージですが、どうぞお聴きください。
寝る前に聴くと、うなされて眠れなくなるので気をつけてください。
音声録音は素人なもので今回は雑音が入って聴きづらいと思いますが、
初回ということでお許しください。これから音質をあげていきますね。
▼ Frankの1分間メッセージ:>こちら
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。
Frank Yoshida
P.S
おっと1つ忘れていました、相手にバックチャネルを促す方法。
これは、特に女性に当て嵌まるかな?
ドライヤーあとの痩せた髪を、しっとり感でピカイチに仕上げる
馬油シャンプー。乾いた後のキシキシがなくなるとか♪