キャリアアップ講座(45)~英語の冠詞の使い分け~

こんにちは、Frankです。

今日は<英語の冠詞>についてお話をします。
社内での会話をご覧ください:

A: What’s her job?
B: She’s a VP.
A: Wow, that’s fantastic!
B: Not really. …

ここに出ているVPは、vice-president(副社長)。この会話で
Bさんは何故 “Not really”(そうでもないよ)と言ったと思い
ますか? ヒントは冠詞にあります。

冠詞というと、ここでは不定冠詞の “a” しかありません。
ではこの “a” に、どんな謎があるのでしょうか。

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実は不定冠詞の “a” には、”one of many” というニュアンスが
あるのです。即ち、「たくさんのうちの1つ」という意味です。

ということは、ここでBさんが言っている “a VP” は、
「他にもたくさんVPがいるよ」ということです。

ところがもしここで、”the VP” という言い方をしていたら、
この定冠詞 “the” は “the one and only” ということになり、
偉い役職の人という可能性が出てきます。

如何です。”a” と “the” ではニュアンスがゴロッと変わりますよね。
VPだと聞いて頭をペコペコさげていたら、実は社内ではmanager
クラスだった、なんてこともしょっちゅうあります。

“a” や “the” にあまり神経を磨り減らす必要はありませんが、
冠詞が聞き取れなかったら、”She’s the executive VP?” と
確認した方がいいでしょう。冠詞もバカにできないでしょ?

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。

Frank Yoshida

PS

コンサルタントの仕事をする傍らECC外語学院の阪急グランドビル校
にてビジネス英語や英語の資格コースを教えています。

ビジネス英語クラスに限れば毎年12から13クラス。大学の授業とは
違った実践レベルの英語をビジネスパーソンに伝授しています。

インプットは私のクラスで、アウトプットはネイティブのクラスで
どんどん喋るように指導。併行受講している生徒さんは当然のこと
ながら伸びます。

通学生として通えない方にはウェブレッスンをお勧めし、できるだけ
発話の時間を持つようにアドバイスをしています。

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