グローバルコンピテンス養成講座(93)~ビジネスに興味のある人だけ読んでください~

こんにちは、Frankです。

私は常日頃、「ビジネスほど強力な組織はない」と思っています。
それは単に政治や経済と言う視点からではなく、世界を動かして
いる潮流と言う意味で、です。

クリエイティブであり、且つ、個人プレイでもやれることがたくさん
あるビジネス。小回りを利かすことで、よりコンピテント(competent
[有能な])になれる。そう、この小回りを利かす(It can turn on a dime)
ことが、ビジネスにおいても、人生においても、とっても大切なんです。

殆どの人は組織の歯車(cog)として働くことで「自分は社会からはみ
出していない」と安心し、文句を垂れながらも、そうした環境に安住
しようとします。

それ自体、道徳的にも全く間違った人生ではなく、事実、社会の95%以
上の人はそうした人生を歩んでいます。

私が言うところの「小回りを利かす」とは、組織の中の歯車としての意
味ではなく、個人ビジネスの創造という意味での小回りなのです。

例を挙げれば雑貨屋に行って店主に「最近、売れ行きはどうですか?」
と訊く。店主は、「家にはありきたりの物しかないからお客さんが来な
い」と答える。

そこで私が「ヨーロッパから面白い小物を引っ張ってきましょうか?」
と言うと、店主は「大手がいっぱいやっているから、競争できない」と、
ごもっともな答えが返ってくる。

でもこれって、どうなんでしょう。商品ありきの商売で、品数があって
値段が安くないと売れないという考えですよね。逆に言えば、品数があ
って品質も良くて値段が安ければ、その店主でなくても、言葉は悪いで
すが、「バカでも売れる」ってことになります。

そんなのは、私はビジネスとは呼びません。

世の中のセールスマンの殆どは、値段が高くて、品質も良くない物を売
らなければならない状況にいます。「そんなの売れるわけがない」と短
絡的に考える人はビジネスの資格がないでしょうし、まあそういう人は
お役所勤めの方があっているのかもしれません。

私は商社時代、コンサルタント時代を通して、楽な商品は一度たりとも
売ったことはありません。殆どの商品は、品質が劣っているか、値段が
高いか、納期が遅いか等々、常に劣勢の中でのセールスを強いられてき
ました。・・・でも、私は売りました。

別に詐欺行為で売ったわけでも、薄利多売で売ったわけでもありません。
売れたのは、やはり売り手に「付加価値」があったからだと思います。

この「付加価値」(value added)の内容については、今後、私のセミナー
などまた別の機会にお話しようと思いますが、今は、「この付加価値さ
えあれば、組織に属さなくても個人ででも商品やサービスを十分売るこ
とができる」と言っておきます。

その付加価値の構築方法は、ファイナンシャル・サイエンスに偏った講
義をするビジネススクールでは教えてくれません。

ビジネスとは、アイデアを持ち、状況を見極め、競合相手との違いを発
見し、それを世間に知らしめる行為です。これらを、如何に小回りを利
かしてビジネスに繋げるか・・・これがビジネスの本質です。

英語学習を単なる英語学習に終わらせるのではなく、こうしたビジネス
カルチャーも学びながら、自己実現、自己ブランディングの構築に邁進
していただきたいと思っています。

今日もオンラインクイズに答えないと気が落ち着かない方はこちら
チャレンジなさってください。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)

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