親ごころ

こんにちは、Frankです。

世の中には手の凝った食べ物が好きな人がいますが、私はどちらかと
いうと正反対の立場です。「濃厚なクリームをかけた」とか正直、ま
ったく興味がありません。

シェフの自己満足の料理を出されても、「ハッ?」て感じですかね。
それより究極の、サンヨー食品のインスタントラーメン。これはどう
考えて「匠」でしょう。

だいぶ前にになりますが、六本木ヒルズに住んでいるある社長さんが
テレビ局の取材を受け、部屋の一部を公開していました。

室内には高価な置物や絵画など、金持ち定番の品がずらり。そしてリ
ポーターはクロゼットへと迫ります。観音開きの扉をそーと開け、中
を覗き込んだところ「ワー!」とびっくり。そこには——

カップ麺が所狭しとカートンごと置いてあったのです。

インスタントラーメンは、もう日本の文化、カルチャーなんですよね。
凝った料理なんてすぐに飽きます。海外に行ってやっぱり欲しくなる
のは、シンプル・イズ・ベスト――カップラーメンなんです。

というわけで、今回はインスタントラーメンを題材にした短歌です。
私、Frankの<せやっ短歌>の世界を、どうぞご堪能ください。

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即席めん

子供は塩で父は味噌

麺の盛りにも

親ごころ

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今日も素敵な一日をお過ごしください。

サッポロ一番 みそラーメン 5食×6個