こんにちは、Frankです。
いよいよ今日はナポレオン・ヒルの「成功法則17の原理」
（the 17 principles of the Law of Success）の第８回目。
第８法則：自制心（Self-control）
今回参考にさせていただいている書籍（※後述）には、「成功する人
はある種の自制心を必ず持っている」とあります。
楽天的過ぎても熱意があり過ぎても周囲がついてこなくなるし、逆に
すぐにキレたり始終怒っていたり、はたまたずっと哀しみに耽ってい
ても生産的ではないし、成功への道は遠のくのです。
そう言えば商社マンとして海外を飛び回っていた頃、あれは二十代の
前半だったでしょうか、あるバイヤーと事前にアポを取り、訪問した
ときのこと。
受付の秘書に名刺を渡し、購買担当のマネージャーに取り次いでもら
ったものの、部屋に入るなり彼は私の目の前で私の名刺を両手で引き
裂いたのでした。
「こんな忙しいときになんだ。・・・さっさと帰ってくれ！」
このマネージャー、よほど機嫌が悪かったのか、それともその程度の
人間だったのか未だもって定かではありませんが、彼の失礼な態度に
その日は怒りで気持ちが治まらなかったのを覚えています。
訪問先すべてで歓迎してくれるとは思っていませんが、いざ実際目の
前でこのような行動を取られたら、さすがに私とて人間不信に陥って
しまいました。
Life is too short for the indulgence of animosity.
（人生はあまりにも短いので、敵意に耽っている暇はない）
数々の経験を通して私自身、身に付いたのは、「非生産的なことには
拘らない。すぐに切り替える」ということでした。
私の辞書には「成功」という言葉は存在しないので、今の私が成功し
ているのかどうかは読者さんの判断に委ねますが、やはり人生、過ぎ
たるは及ばざるが如し（too much of a good thing）で喜怒哀楽（de-
light, anger, sorrow and pleasure）も激しすぎると成功への道も遠のく
というものです。
情緒をコントロールできない emotional ではなく、意図的にコントロ
ールできる emotive になれたとき、「成功」という二文字はもうあな
たの目の前に来ていることでしょう。
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b＾＾)
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