時事英語講座(18)~ライバルはいますか?~

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

今日は朝から一撃を食らいました。続きはPSで。

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スポーツ選手の場合、MLBのイチロー選手然りで、自分自身の中に「もうライ
バルはいなくなった」と思った時点で、新たに自分を奮い立たせる挑戦の場を
求めて環境を変えることがよくあります。

英語の世界も同様で、「ナニ、クソ。負けるものか!」と思えるライバルがい
なくなった時点で、自らを鼓舞する環境を求めて新天地へ乗り込むことも。

これは英語の講師から見た場合と受講生の目線から見た場合とでは意味が異な
ります。受講生からの視点であれば、クラスメートにライバルがいなくなった
と感じた時点で、例えば私のビジネス英語クラスなら[レベル3]から[レベ
ル2]へ進級することもあるわけです。

只、私が敢えて<受講生からの視点>と申し上げたのは、自分では他人より上
手くなったと思い始めても、実際はまだまだコミュニケーションスキルに欠け
る場合が多々あります。

たまたま話題が自分の得意分野だったため自分自身はたくさん話せたが、クラ
スメートはそのとき話せなかった。

他の人は黙っているだけだった、だから上のクラスへ進級したいと単純に考え
るのは時期尚早というものです。

実はそれぞれのレベルで学ぶべき、マスターすべき文法事項やコミュニケーシ
ョンスキルがあります。「こんな分かりきったことを繰り返し話し合って何に
なるの?」と思うこともあろうかと思いますが、実はその繰り返し学習の中に
語学学習の真髄が隠されているのです。

英語のプロの世界でよく言われることですが、「英検1級やTOEIC®900オーバ
ーをもっていても、なんの足しにもならない。そんなのこの世の中にはゴロゴ
ロいますから。プロを極めるにはそこから先が大事だ」と。

プロは、ちょっと英語が話せるようになった人たちが蔑ろにしがちな基礎訓練
を、決して疎かにしません。

以前、私のニューズレターでもお伝えしましたが、アメリカはラスベガスのカ
ジノでトランプを切るディーラーが本番のテーブルに出る前に、裏の部屋でシ
ャッフルの練習をしたり、「ワンペア、ツーペア」と基礎練習を叩き込んでい
る姿があります。

これぞプロ。決して基礎訓練を蔑ろにしないプロの技です。

ちょっと上手くなった、ちょっと喋られるようになった頃が一番危険な時期で
す。「わたし、ある程度ネイティブと話せるから十分です」と。

あなたが上を目指さないならそれでもいいでしょうが、その程度の英語では、
<お子ちゃま英語>に毛が生えた程度で、基礎工事もしっかりできていない家
を建てたようなもの。それこそ地震がきたらすぐに崩れてしまいます。

言い換えれば、多種多様な応用力が試される社会の荒波に飲み込まれてしまう
のが落ちです。基礎訓練をしっかりと積みましょう。

目先のライバルではなく、地味な訓練をしっかりとこなしている、そんな信念
をもったライバルを見つけてください。

覚えていますか、私が繰り返し言っていることばを。Examine the content,
not the bottle.――外見ではなく、中身が大事だ、と。

だから読み続ける、ジャパンタイムズオンサンデー。
「今日」を読む人は、「未来」を読む。

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┃☆┃時事英語講座(18)~ライバルはいますか?~
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「先んずれば人を制す」「早い者勝ち」はFirst come, first served.と
言われますが、完全な文章になるように括弧の中を埋めてください。

(1)first(2)come(3)(4)(5)first(6)(7)served.

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【参考】ジーニアス英和辞典 第5版:※リンクは後述。

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「後で答えよう」なんて言っていたら、「早い者勝ち」にならないですよ。ヒ
ントは冠詞と不定詞、受動態です。では正解を確認しましょう。

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┃☆┃時事英語講座(18)~正解~
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「先んずれば人を制す」「早い者勝ち」はFirst come, first served.と
言われますが、完全な文章になるように括弧の中を埋めてください。

【正解】
(1. The) first (2. to) come (3. will)(4. be)(5. the) first (6. to)(7. be) served.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【参考】ジーニアス英和辞典 第5版:※リンクは後述。

参考文献に書いた、私も愛用している辞書をご紹介しておきます。
英語学習では先ず、この辞書を徹底的に引きまくってください。

▼ ジーニアス英和辞典 第5版

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今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ素敵な一日をお過ごしください。

Frank Yoshida
Power Blogger for
Cosmopolitan Development

PS

ここ数年、ライバルがいなかった私。ところがどっこい、今朝、たまたま
YouTubeを見てたまげてしまいました。「こ、こ、こいつは何だ――!」。

というわけで、私の<負けられない症候群>が再燃してしまいました。
もちろん英語のライバルです。いつか彼とコラボを組んだら、あなたに
ご紹介します。

半分イカレています、半分怪物です。尋常じゃない人物に惹かれてしまう
私も、尋常じゃないのかもしれません。

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