こんにちは、Frankです。
「常識」という言葉を発すると、殆どの人は「一般常識」を想像しま
す。私も例外ではありません。
只、私の場合「常識」(common sense)という言葉より「一般常識」
特に英語の accepted wisdom という言葉の方が好きなので、「常識」
のニュアンスを伝えたい場合は好んで accepted wisdom を使うように
しています。
さてこの「一般常識」。就活の時の入社試験を除けば英語の資格試験
では年一回夏に実施される全国通訳案内士国家試験の一次試験に含ま
れています。
願書の受付が年度のよってまちまちで、5月中旬から6月上旬と早いこ
ともあり申込みを忘れてしまう人がけっこういるので、要注意の試験
です。
全国通訳案内士国家試験(英語)に限って言えば、英検®1級合格者
もしくはTOEIC®公開試験(Listening & Reading)900点以上の取得者
は一次の英語試験が免除になります。他にも免除要件があり、毎年免
除の要件が変わることがあるので、必ず下記のリンクより確認してお
いてください。
全国通訳案内士試験概要:>こちら
一般常識問題の対策としては、日頃から新聞や関連の雑誌を読んで、
知識を深めておくこと。嫌いなジャンルを減らし浅く広く知識を身に
つけておくことが大事です。
そう言えば、1950年にノーベル文学賞を受賞したバートランド・ラッ
セルが、こんなことを言っていました。
「常識外れの思想を持つことを恐れてはいけない。今日の常識の
ほとんどは、元々常識外れの思想から生まれているのだから」
常識を知っておかないと、全国通訳案内士試験で[一般常識]をクリ
アできない。でも一方、試験に合格してから常識に囚われていると、
観光客を相手にする全国通訳案内士(ガイド)としての差別化ができ
ず one of them で終わってしまうのが落ちです。
全国通訳案内士試験で[一般常識]問題に合格する意味というのは、
一般常識をひけらかす “馬鹿な人間” になるのではなく、自分や社会
を精神的に豊かにできる、常識に囚われない “常識外れの思想” を持
ち続けることだと私は思っています。
ラッセル卿の名言にある通り、常識が常識であり続けることはなく、
非常識の思想がまた生まれ、また常識へと変化していく――合格した
からそれで終わりではない点を、肝に銘じておいていただきたいと思
います。破天荒でいようじゃありませんか。
学生時代、恋人の誕生日に原稿用紙50枚ほどのエッセイをプレゼント
したことがありました。彼女への想いを綴った、人生論だったと記憶
しています。
参考にしたのがバートランド・ラッセルの名言集。私の人生の骨格を
作ってくれた書物です。中古品がまだあれば是非お求めください。
対訳ラッセル 1 (現代作家シリーズ 28)
バートランド・ラッセルの関連書籍はこちらをご覧ください。
オンラインクイズに答えないと気が落ち着かない方は、こちらでチャ
レンジなさってください。5分間の学習が、あなたの未来を変えます。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座を楽しみに b^^)
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