こんにちは<Frank>です。
『Story Seller 2|新潮社ストーリーセラー編集部編』(新潮文庫)に収められて『マリーとメアリー|ポーカー・フェース』(沢木耕太郎著)の読後感想です。
と言っても、ミステリーでもハードボイルドでも、はたまた純文学でもないので、当ブログにあらたまった書評を書こうと思ったわけではありません。だって、ちょっとした思い出話のようなストーリーでしたから。
では何故今回取り上げたかというと、話の中で出てきた「女の記憶」の個所に興味を持ったからです。それは女性がどれだけ鋭い記憶力を持っているかというお話しではなく、「別れた女性について、彼女のどんなところを記憶しているか」という吉行淳之介さんによる沢木耕太郎さんへの問いかけの個所です。
私自身、そんなにモテはしなかったですが、ご多分に漏れず学生時代、社会人になってからも、少々女性と付き合っていました。結果的にはすべての女性と別れてしまい今がある、という感じです。
別れた女性のどんなところを記憶しているかという問いに対する沢木耕太郎さんと吉行淳之介さんの答えは書籍に譲るとして、こと私自身、自問自答をしてみると、意外と面白い結果が導き出されました。
顔や声という人もいるでしょうが、私の場合は「仕草」であったり「距離感」でした。私を警戒して物理的に距離を置こうとしている女性ほど、親しくなるとずっと私の側に居ようとするという事実でした。逆に私が発する冗談に、初対面から「や~だ!」とやたら私の体を叩いたり触れたりする女性は、私に対して精神的な距離を置いているように見えました。
これが女性の真理を突いているのかどうか分からないものの、齢を重ねた私にとっては今更ながらの発見でした。
今迄、別れた女性について未練がましい行動をとらなかった私。もしかしたら女々しくなる自分を許せない「頭で感じ、心で考える私」だったからこそ、別れてしまったのかもしれません。
標題の参考図書と拙作の短編ラブロマンスをご紹介しておきます。
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