スペイン語検定試験対策（135）１級・２級・３級（27）「llevar の訳し方」至らせる

こんにちは＜Frank＞です。

今日から１級・２級・３級の和文西訳問題にチャレンジしましょう。

［スペイン語検定試験対策（135）「llevar の訳し方」（27）］
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「政府の無駄遣いは私たちをどこに導くのだろうか？　このまま放
置すれば、経済だけでなく環境にも悪影響を及ぼすだろう。未来の
ために、私たちは政治にもっと関心を持つべきだ」

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いつものようにすぐに正解を見ずに、先ずは自分で解答しましょう、
模範訳を確認した後、声に出して読み、暗記しましょう。逐次・同
時通訳の練習になりますよ。

では模範訳をチェックしましょう。

［スペイン語検定試験対策（135）｜模範訳］
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【問題】
「政府の無駄遣いは私たちをどこに導くのだろうか？　このまま放
置すれば、経済だけでなく環境にも悪影響を及ぼすだろう。未来の
ために、私たちは政治にもっと関心を持つべきだ」

【模範訳】
¿Adónde nos llevará el despilfarro del gobierno? Si lo dejamos así, no
solo afectará la economía, sino también al medio ambiente. Por el bien
del futuro, debemos interesarnos más en la política.

【解説】
１．「政府の無駄遣い」= “el despilfarro del gobierno”
　　「無駄遣い」を「despilfarro」（浪費）と訳し、具体的な浪費を
　　指すために定冠詞「el」を付けます。「del gobierno」は「政府
　　の」として所有を示します。
２．「どこに導くのだろうか」= “¿Adónde nos llevará?”
　　「導く」は「llevar」（連れて行く、導く）を使い、未来の出来
　　事を示すために未来形「llevará」を使用します。「どこへ」を表
　　す「adónde」が疑問詞です。
３．「このまま放置すれば」= “si lo dejamos así”
　　「〜すれば」の条件文は「si + 直説法」で表現されます。「放置
　　する」は「dejar así」（そのままにする）と訳します。
４．「経済だけでなく環境にも」= “no solo afectará la economía, sino
　　 también al medio ambiente”
　　「〜だけでなく、〜も」を「no solo …, sino también …」で表現し
　　ます。「影響を及ぼす」は動詞「afectar」を使い「経済」と「環
　　境」に対する影響をそれぞれ前置詞「a/al」で接続します。
５．「未来のために」= “por el bien del futuro”
　　「未来のために」は「por el bien」（〜の利益のために）を使い、
　　「futuro」（未来）を所有形容詞「del」で補います。
６．「もっと関心を持つべきだ」= “debemos interesarnos más”
　　「〜すべきだ」は「deber + 動詞の原形」で表現されます。「関
　　心を持つ」は再帰動詞「interesarse」を用い、「もっと」を意味
　　する「más」を加えます。
７．「政治に」= “en la política”
　　「関心を持つ」の対象は前置詞「en」を用い、「política」（政
　　治）に定冠詞「la」を付けて具体性を示します。