英検®1級講座(36)~ superstition ~

こんにちは<Frank>です。

superstition という単語自体は18世紀末に宗教を端に発したもので、
「納得の行かない概念」というニュアンスが由来のようです。

今回取り上げる superstition「迷信」は、a hair of the dog です。

嘗て通訳案内士国家試験に出題された語句なので、通訳案内士の勉
強をしていればすぐにわかったと思いますが、これは「迎え酒」の
ことです。

元々は、a hair of the dog that bit one、即ち、万が一犬にかまれたら、
その犬の毛を取って傷口につけると、その傷が治るという迷信から来
ています。面白いですね。

私も商社時代、上司や先輩から

「二日酔いには迎え酒だ」(Take a hair of the dog that bit you.)

なんてよく聞かされました。

世界の迷信を数え上げればきりがありませんが、国によって迷信の
ニュアンスも若干異なっているようです。

アメリカや日本では黒猫を見ると「不吉の前兆」みたいに捉えられ
ていますが、イギリスでは「幸運を招く」とまったく逆のことを意
味するようです。

またこんな迷信もあります。「右手の掌が痒くなったらお金を失く
し、左手の掌が痒くなったらお金が入ってくる。もし両手の掌が痒
くなったら、医者に診てもらえ」と。

そこから have an itchy [itching] palm で「掌がムズムズする、欲
深い」となりました。・・・そういえば英検®1級でよく出題され
る「欲深い」を意味する単語、憶えていますか?

avaricious, avid, grabby, greedy, gripple, insatiable, lickerish,
lustful, mercenary, rapacious, voracious などがありましたね。

忘れていたら復習しておいてください。語彙を憶える欲深さはいい
のですが、金、金、金。金だけの人生は送りたくないものです。

世界の文化的背景を垣間見ることができる迷信の数々。英検®1級
の学習の合間に、ちらっと覗いてみるのも一考かと思っています。

――Take a hair of the dog that bit you.

「あれ? 上記の表現の、単語の1つが気になりました?」
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言葉は生き物ですからね。今日出てきた語彙をもう一度復習して
おきましょう。忘れていたら、今のうちに憶えておきましょう。

01. superstition
02. a hair of the dog that bit one
03. Take a hair of the dog that bit you.
04. avaricious
05. avid
06. grabby
07. greedy
08. gripple ※「欲深い」以外に「けちな」という意味もあります。
09. insatiable
10. lickerish,
11. lustful
12. mercenary
13. rapacious
14. voracious

今日もご一読いただき、ありがとうございました。
素敵な一日をお過ごしください。

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