こんにちは<Frank>です。
短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べ
させていただきます。
久しぶりに往復の車内50分で一気読みしました。
◆
――前田恵子は夫の遺影を見つめていた。
小説というより、テレビの映像が浮かぶような冒頭で始まります。
看護師の恵子は二度結婚するが、どちらの夫も事故で亡くしてしま
う。
最初の夫の孝一は交通事故で、そして二人目の夫、英明は焼死で。
少年鑑別所の法務技官から刑事になった夏目信人が、捜査に乗り出
す。
読み進むうちに、犯人のめぼしは大体つくのですが、恵子と息子の
裕馬との母子心理が複雑に絡み合い、深層心理を読み解く面白さが
読書のスピードを増していきます。
「・・・は(末期のがんで余命いくばくもない状態の)安岡さんを
単に利用したんです」
夏目の言葉にうなだれた人物は、いったい誰だったのか――。
◆
エピローグの夏目の言葉は、説教口調より“ボソッと一言”の方が良
かったかもしれません。
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