キャリアアップ講座(4)~意思決定能力を磨く~

こんにちは、Frankです。

如何お過ごしでしょうか。ちょっとお疲れですか。

今回はシャキっと目覚めてもらうために、
「プロフェッショナル・マネージャーの行動原理」
についてお話ししましょう。

ピーター・F・ドラッカーが提案する、
マネージャーにとって必要な8つの習慣です。

1.「何をしなければならないか」と自問自答する。
2.「当社にとって正しいことなのか」と問う。
3.アクション・プランを作成する。
4.意思決定に責任を負う。
5.コミュニケーションに責任を負う。
6.チャンスに焦点を当てる。
7.会議を生産的に進行する。
8.「私」ではなく「我々」の立場で考え発言する。

私のビジネスクラスでも取り上げている内容で、頷けること
も多いですよね。要はマネージャーとしてそれぞれをしっかり
と実行することが肝心だということです。

本物の変化とは人が行うことであり、一時の変化とは人が言うこと。
変化したいなら言うより行え、とドラッカーは力説しています。

ところで最近、私が懸念していることが1つあります。
それは20代を過ぎてもずっと学校に留まろうとする若者が
増えていることです。

一見、「大学院まで行く勉強熱心な学生や社会人が増えた」と好意的
に捉われがちですが、そこには大きな弊害が待ち受けています。

ドラッカーが言っています。「学校は長くいればいるほど、自分で意志
決定を行う機会が少なくなる」と。

「高等教育を受けること=社会からの逃避」と言っているのではありません。
そうではなく、ソコソコ学習したら後は社会に出て、意思決定能力を鍛えろ
ということです。

学校という温室にいていれば社会の泥臭い問題からは回避できるでしょうが、
最悪、学歴や学位をとることだけに頭が行って、日々世の中で発生している
社会問題に対応する能力に欠けてしまうからです。

学校生活が長かった人ほど社会に復帰したとき、自分がより化石化して
しまっていることに気づくでしょう。

最近、大学時代からネットビジネスを始め、成功している若者が増えて
います。彼らの多くは、行動によって生み出せる社会的インパクトに
快感を覚え、中には中退をして本格的に会社まで設立した者もいます。

社会への参画・行動が世の中を変えていく。
肝に銘じてもらいたいです。

人生の金科玉条はドラッカーが全てではないですが、学ぶことは
たくさんあります。『ドラッカー365の金言』は、あなたを映し
出す鏡になる筈です。

▼ ドラッカー 365の金言

ドラッカー 365の金言


今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。

Frank Yoshida

PS

先日、Yahooニュースで、初老の方々がファーストフードのバイトで
頑張っているとの記事を見ました。

ファーストフードのモスバーガーが高齢店員を積極的に採用し、
お客さんからも温かみを感じると好評なようです。

彼らは親しみを込めて「モスジーバー」と呼ばれているとか。
いつまでも求められる、元気な「ジーバー」でいたいですね。

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