こんにちは<Frank>です。
今日は1級レベルの西文和訳問題の第6回目になります。テーマは<国連の存在意義>です。
私自身、国連との関りは、やはり日本の最難関の試験と言われている<国連英検特A級>に挑戦したことでしょう。お蔭様で<合格の二文字>を勝ち取り、英語道の高みへとさらに突き進むきっかけとなりました。私の合格体験記はこちらをご覧ください。
では「今の国連についてどう思うか?」と問われれば、正直言って今の国連という組織には不満を抱いる、と言わざるを得ません。表向きには「平和と協調のための国際機関」として存在しているものの、その実態は第二次世界大戦の戦勝国によって牛耳られている――これが現実です。
日本はいまだに「敵国条項」に名を連ねたままです。敗戦からすでに80年近く経ち、国際社会において日本が果たしてきた平和的役割を考えれば、これは時代錯誤以外の何物でもありません。それにもかかわらず、この条項は未だに残され、国連改革の遅れを象徴しています。
さらに深刻なのは、常任理事国の「拒否権」の存在です。この一票があれば、たとえ世界中の国々が一致しても、国連は何も決められない。大国の利害の前に国際正義は押しつぶされ、無力さだけが浮き彫りになります。これでは、国連は本来の役割を果たしているとは到底言えません。
私は特に、かつてコフィー・アナン氏が事務総長を務めていた時代を思い出します。彼は理念と行動を兼ね備えたリーダーであり、国連にリーダーシップの光を与えていました。ところが現在はどうでしょうか。大国の顔色をうかがうばかりで、世界に対して明確なビジョンを示すことすらできていない――その姿に強い失望を感じます。
国連は、もはや形骸化した理想にすぎないのか。国際社会にとって本当に必要なのは、戦勝国中心の古い秩序ではなく、21世紀にふさわしい新しい国際協調の枠組みではないのか。日本が未だに「敵国」と名指しされ続ける現実を、私たちは真剣に問い直さなければなりません。
この不満は単なる愚痴ではありません。未来を見据え、より公平で機能する国際機関を求める願いでもあります。国連が再び本来の使命を取り戻すことを、私は心から望んでいます。
では今日も西文和訳問題にチャレンジしましょう。
[スペイン語検定試験対策(303)「西文和訳」(195)]
La Organización de las Naciones Unidas fue creada con la esperanza de mantener la paz y la seguridad internacional. Sin embargo, muchos cuestionan hoy su verdadera utilidad. Japón, a pesar de ser un país pacífico y miembro activo, todavía figura en la llamada cláusula de países enemigos, lo cual resulta anacrónico. Además, el sistema de veto, que otorga un poder desproporcionado a los países vencedores de la Segunda Guerra Mundial, impide en muchos casos que el organismo actúe de manera eficaz. Durante la época de Kofi Annan, se percibía un liderazgo más claro, pero actualmente parece que falta esa dirección firme. Entonces, ¿cuál es hoy el verdadero sentido de la existencia de la ONU?
いつものようにすぐに模範訳を見ずに先ずは自分で訳してみましょう。模範訳を確認後、全文を声に出して読み、暗記しましょう。逐次・同時通訳の練習になりますよ。
では模範訳をチェックしましょう。
[スペイン語検定試験対策(303)|模範訳]
【問題】
La Organización de las Naciones Unidas fue creada con la esperanza de mantener la paz y la seguridad internacional. Sin embargo, muchos cuestionan hoy su verdadera utilidad. Japón, a pesar de ser un país pacífico y miembro activo, todavía figura en la llamada cláusula de países enemigos, lo cual resulta anacrónico. Además, el sistema de veto, que otorga un poder desproporcionado a los países vencedores de la Segunda Guerra Mundial, impide en muchos casos que el organismo actúe de manera eficaz. Durante la época de Kofi Annan, se percibía un liderazgo más claro, pero actualmente parece que falta esa dirección firme. Entonces, ¿cuál es hoy el verdadero sentido de la existencia de la ONU?
【模範訳】
「国際連合は国際平和と安全を維持する希望のもとに設立された。しかし今日、その真の有用性を疑問視する声は多い。平和国家であり積極的な加盟国であるにもかかわらず、日本はいまだに「敵国条項」に記載されており、これは時代錯誤である。さらに、第二次世界大戦の戦勝国に不釣り合いな権力を与える拒否権制度は、多くの場合、国連が効果的に行動することを妨げている。コフィー・アナンの時代にはより明確なリーダーシップが見られたが、現在はその確固たる指導力が欠けているように思える。では今日、国連の存在意義とは何なのだろうか」
【解説】
1.todavía figura en…
「いまだに〜に記載されている」という意味。todavía(まだ)+ figura(figurar = 記載される、現れる)。
2.lo cual resulta anacrónico
「それは時代錯誤である」という関係文。lo cual は前文全体を受けます。
3.impide que + 接続法
「〜するのを妨げる」構文。impide que el organismo actúe(国連が行動するのを妨げる)。接続法 actúe が用いられています。
4.Durante la época de Kofi Annan, se percibía…
「〜の時代には〜が感じられた」。percibía は当時の状況を描写しています。
5.Entonces, ¿cuál es…?
最後の疑問文で全体を問い直し、議論を引き締める表現になっています。
【辞書】
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