行列(8)逆行列とは

こんにちは、Frankです。

今日で145日目。今回のテーマ「逆行列」。学習して思ったのは、
「計算の理屈はわかるけど、実践面ではどう応用するの?」です。

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・逆行列とは
 *単位行列 \(E\)、正方行列 \(A\) において、\(AX = XA = E\) となる
  行列 \(X\) を \(A\) の逆行列といい、\(A^{-1}\)(\(A\) のインバース)と表す。
・\(A = \begin{pmatrix} a & b \\ c & d \end{pmatrix}\) の逆行列
 *\(\Delta = ad – bc\neq 0\) のとき、\(A^{-1} = \frac{1}{ad – bc}\begin{pmatrix} d & -b \\ -c & a \end{pmatrix}\)
 *\(\Delta = ad – bc = 0\) のとき、逆行列は存在しない。

逆行列の公式の証明はかなりややこしいですが、計算は単純なので、
掛け算の仕方を間違えなければ、公式の証明はできます。

上記の \(ad – bc\) を表す記号として \(\Delta = ad – bc、\Delta(X)、|X|\) 等があ
るようですが、希望としては1つに統一して欲しいですね(笑)

では次の行列の逆行列を求めてみます。

\(\begin{pmatrix} 6 & 5 \\ 1 & 1 \end{pmatrix}\)

\(\Delta = ad – bc = 6 – 5 = 1\) と \(0\) ではないので逆行列は求まります。

\(\begin{pmatrix} 6 & 5 \\ 1 & 1 \end{pmatrix}^{-1} = 1・\begin{pmatrix} 1 & -5 \\ -1 & 6 \end{pmatrix} = \begin{pmatrix} 1 & -5 \\ -1 & 6 \end{pmatrix}\)(答)

以上です。

なんだか色々数学の問題にチャレンジしているお蔭で、気持ちだけ
でも若くいられそうです。

Young-at-heart…Let me stick to my goals.

次回は<逆行列の性質>です。お楽しみに b^^)

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【高校数学(数ⅠA・数ⅡB・数ⅢC)を復習する】でもっと学習する b^^)
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