場合の数・確率(14)確率

こんにちは、Frankです。

今日で187日目。今回の単元「確率」(probability)では、
乗法定理(multiplication theorem)を取り上げます。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今回はチャート式解法と演習数学I+Aの315ページの例題54
(姫路工大の類題)の数値を変えて解法してみます。

赤玉5個と黒玉5個が入っている箱の中から無作為に1個ずつ取り出す。
但し、取り出した玉は箱には戻さない。このとき、次の確率を求めなさい。
(1)赤玉が先に箱からなくなる確率
(2)ちょうど赤玉が箱からなくなって、箱の中に黒玉が2個だけが残っ
   ている確率

(1)先に赤玉がなくなるには、最後の1個が黒玉であればよい。9個ま
   でに赤玉5個と黒玉4個を取りだせばよいから、求める確率は、

   \(\frac{_{5}C_{5}✕_{5}C_{4}}{_{10}C_{9}} = \frac{1}{2}\)

(2)7個目までに、赤玉4個と黒玉3個を取り出す確率は、

   \(\frac{_{5}C_{4}✕_{5}C_{3}}{_{10}C_{7}} = \frac{5}{12}\)

   残りの赤玉1個と黒玉2個の中から赤玉1個を取り出す確率は \(\frac{1}{3}\) で
   あるから、求める確率は、

   \(\frac{5}{12}✕\frac{1}{3} = \frac{5}{36}\)(答)

で大丈夫だと思いますが、間違っていたら連絡くださいね (^^)>

確率の問題は数を解くことで慣れる必要がありますね。テキストもう一度
高校数学
では確率は3ページのみに集約しているので、前述したチャート
式で肉付けしていかないといけませんね。

では次回は最終単元の<期待値>です。期待してね b^^)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【高校数学(数ⅠA・数ⅡB・数ⅢC)を復習する】でもっと学習する b^^)
【コンテント】当サイトで提供する情報はその正確性と最新性の確保に努めていま
 すが完全さを保証するものではありません。当サイトの内容に関するいかなる間
 違いについても一切の責任を負うものではありません
【参考図書】『もう一度高校数学』(著者:高橋一雄氏)株式会社日本実業出版社

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

私の姉妹ブログ実践英語の達人ではオンラインレッスンや
クイズのご案内をしています。良かったらご一読ください。

只今、人気ブログランキングに参加しています。
今日の[実践数学の達人]のランキングは――


数学ランキング