《全国通訳案内士》「二次試験対策」では「日本史」に関する質疑応答練習も

こんにちは、国際人養成ブロガーのFrankです。

二次試験ではあなたのプレゼンテーションの内容次第で、日本史に関する
質問も飛び出します。「日本史の試験は一次試験で終わった」なんて高を
括っていると、えらい目に遭いますよ。

というわけで今回は、二次試験対策の延長線上にある日本史の問題を出題
します。臨機応変に対応できるように、準備しておくことをお勧めします。

解答の選択肢があると適当に答えてしまう可能性があるので、しっかり知
識を身につけるために、選択肢なしで答えてください。

▶《全国通訳案内士》「二次試験対策」では「日本史」に関する質疑応答練習も
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次の文章の括弧の中に適切な語句を入れなさい。

南北朝の動乱に勝利した足利(1)は、(2)天皇を退位させた。
1338年に自分を(3)大将軍に任命させ、後の(4)幕府の礎を
築いた。2代将軍(5)の頃の(4)幕府は、(2)天皇の皇子
(6)親王が、幕府内では重臣がクーデターを起こすなど不安定
であった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【出典】『英語対訳で学ぶ日本の歴史』(こちら
【講座】全国通訳案内士二次試験対策(こちら

この時代は幕府の組織図(上記出典のP118)もさることながら、
文化の特徴もしっかりと把握しておく必要があります。

「将軍補佐役の管領は、細川氏、斯波氏、畠山氏が担当していた」
と言えばすぐに分かりますよね。では正解です。

▶《全国通訳案内士》「二次試験対策」では「日本史」に関する質疑応答練習も
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
次の文章の括弧の中に適切な語句を入れなさい。

南北朝の動乱に勝利した足利(1.尊氏[たかうじ])は、(2.後醍醐
[ごだいご])天皇を退位させた。1338年に自分を(3.征夷)大将軍に
任命させ、後の(4.室町)幕府の礎を築いた。2代将軍(5.義詮[よ
しあきら])の頃の(4)幕府は、(2)天皇の皇子(6.懐良[かねよ
し])親王が、幕府内では重臣がクーデターを起こすなど不安定であった。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【出典】『英語対訳で学ぶ日本の歴史』(こちら
【講座】全国通訳案内士二次試験対策(こちら

上記の問題文ですが、英語も上手く訳されています。

Victorious in the Namboku-cho conflict, Ashikaga(1)forced
Emperor(2)into retirement. In 1338 A.D., he had himself
appointed as the(3)-taishogun and established the foundation
of the subsequent(4)Shogunate. The(4)Shogunate under
the second shogun(5)lacked stability due to a pair of coups
led by Prince(6), the son of Emperor(2), and a dominant
vassal within the government itself.
【注】vassalとは「(封建時代の)臣下」のことです。

今回出典として引用させていただいた『英語対訳で学ぶ日本の歴史』で
すが、日本史全体をざっと学ぶのに適した書物で、英語の学習、特に歴
史物の翻訳に興味のある方には一助となるでしょう。良かったらお求め
ください。

英語対訳で学ぶ日本の歴史

中古価格
¥700から
(2020/8/19 10:40時点)

在庫がない場合は、こちらの書籍もお勧めです。

英語対訳で読む日本の歴史 (じっぴコンパクト)

新品価格
¥838から
(2020/8/19 10:41時点)

只今、人気ブログランキングに参加しています。
今日の[実践英語の達人]のランキングは――


オンライン英会話スクール ブログランキングへ