キャリアアップ講座(42)~英語のプレゼンテーションのコツ~

こんにちは、Frankです。

今日は「英語のプレゼンテーションのコツ」についてお話ししましょう。
give a presentation at a sales meeting(営業会議でプレゼンテー
ションをする)なんかが、その典型的な例ですね。

私自身、商社マン、ビジネスコンサルタントとして、国内は元より
海外でも、数多くのプレゼンテーションをこなしてきました。

4、5人といった小グループから数百名、千名近いプレゼンテーション
(以下「プレゼン」)にいたるまで数多く経験してきましたが、今日は
こうした私の経験則から、プレゼンの基本的なポイントを3点だけ
お伝えしようと思います。

ポイント1:
「私は英語が下手です」と言い訳がましいことを言わないこと。
英語が上手いことに越したことはありませんが、私たち日本人に
とって英語は母国語ではないので、ある程度は斟酌してくれるで
あろうと期待して、堂々と話しましょう。

ポイント2:
視覚教材(visual aids [VA])に頼り過ぎない。
オーバーヘッド・プロジェクターやパワーポイントに書かれた資料を
棒読みしている人がいますが、これでは聴衆は即刻、居眠りモードに
入ってしまいます。プレゼンターの存在意義は、「行間を語る」こと
なのです。資料の棒読みなら、語り手は必要ありません。

ポイント3:
聴衆の一人一人の顔を見渡すようにする。
聴衆の反応を見て臨機応変に対応する――これこそがプロの証です。
私自身、折角何時間もかけて準備したことも、「反応がイマイチ」
と判断すれば、それらのネタを捨てて、別のフリをします。
プレゼンでも授業でも同じなのです。

「海外でプレゼンをするので、集中レッスンを受けたい」という生徒
さんを、何人もみてきました。もちろん、プライベートレッスンでの
対応です。

初見では「こりゃあ、たいへんだ」と思うぐらい、全くプレゼンに
なっていないのですが、数回練習するうちに堂々と話すようになります。

こうした練習を希望する生徒さんの殆どは、「英語が下手だから
プレゼンができない」と思っています。確かに英語のプレゼンです
から勿論、最低限の英語力が必要なのは言うまでもありませんが、
大切なことは、伝えたいという強い意志や熱意を持っているか、
ということです。

Be excited――あなた自身がやる気を出さなければ、聴衆には決して
伝わりません。最初から、「早く終わって欲しい」などとネガティブ
なことを考えているようでは、成功はおぼつかないでしょう。

これから海外でミーティングやプレゼンをする人は、是非、私に声
をかけてください。5回も練習すれば、「攻めるプレゼン」ができる
ようになりますよ。

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尚、プレゼンのテクニックを学ぶ本ではありませんが、ご存知
スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンの極意について書かれた本
が日本語と英語で発売されています。

▼【日本語版】スティーブ・ジョブス 驚異のプレゼン

スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン


▼【英語版】The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be
      Insanely Great in Front of Any Audience

The Presentation Secrets of Steve Jobs: How to Be Insanely Great in Front of Any Audience


興味のある方は、レビューを参考になさってください。
日本語版案内サイトには動画の紹介もあるのでおもしろいですよ。
最もらしい二人の掛け合いに、笑っちゃうかも^^)

今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では次回の講座をどうぞお楽しみに。

Frank Yoshida

PS1

将来のキャリアパス。
後悔しないようにしてくださいね。

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PS2

2011年、米Googleが発表した情報によると、
過去1年間の動画再生回数が1兆回を超えた
巨大人気動画共有サイトのYouTube。

世の中には寝ても覚めてもYouTubeを見ている
YouTube中毒の人までいます。

ビジネスパーソンならきっと新しい集客の手段
としてYouTubeを試してみたくなると思います。

ところがです。

試しに頑張って動画を作ってYouTubeに投稿
しても思ったほど反応がないことが分かります。

それどころか、動画を見てくれるのは
既存のお客さんのうちの一部の人だけ。

それでも何事も継続が大事と成果のないまま何カ月
も頑張っている、という状況の人もたくさんいます。

なぜ、こんなことになってしまうのでしょうか?
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