論理(7)数学的帰納法/※35回のアクセスありがとうございます (^^)>

こんにちは、Frankです。

今日で173日目。今回の単元「数学的帰納法」では、帰納的手法で
等式や不等式などを証明します。英語では “mathematical induction”
――So cool!

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
今回は倍数の証明にチャレンジしてみましょう。

数学的帰納法で \(n\) が自然数のとき、\(7^{n} – 2n – 1\) が \(4\) の倍数である
ことを証明します。

\(7^{n} – 2n – 1\) が \(4\) の倍数とする・・・①

\(i: n = 1\) のとき
\(7 – 2 – 1 = 4\)
よって①は成り立つ。

\(ii:\) 次に \(n = k\) のときに成り立つと仮定すると、
\(7^{k} – 2k – 1 = 4p\)(\(p\) は整数)・・・②

\(n = k + 1\) のとき②から、

\(7^{k+1} – 2(k + 1) – 1\)
\(= 7・7^{k} – 2(k + 1) – 1\)
\(= 7(4p + 2k + 1) – 2(k + 1) – 1\)
\(= 28p + 12k + 4\)
\(= 4(7p + 3k + 1)\)

\(7p + 3k + 1\) は整数なので、\(4(7p + 3k + 1)\) は \(4\) の倍数になる。
よって、\(n = k + 1\) のときも①は成り立つ。

したがって、\(i、ii\) より①はすべての自然数 \(n\) について成り立つ。

以上で論理の章は終了。次回から<場合の数・確率>に入ります。
どうぞお楽しみに b^^)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【高校数学(数ⅠA・数ⅡB・数ⅢC)を復習する】でもっと学習する b^^)
【コンテント】当サイトで提供する情報はその正確性と最新性の確保に努めていま
 すが完全さを保証するものではありません。当サイトの内容に関するいかなる間
 違いについても一切の責任を負うものではありません
【参考図書】『もう一度高校数学』(著者:高橋一雄氏)株式会社日本実業出版社

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

私の姉妹ブログ実践英語の達人ではオンラインレッスンや
クイズのご案内をしています。良かったらご一読ください。

只今、人気ブログランキングに参加しています。
今日の[実践数学の達人]のランキングは――


数学ランキング