こんにちは、Frankです。
今日は「海外出張で役立つビジネス英語」の第４回目。
＜陣頭指揮を執る＞をテーマにした問題です。
ばりばり仕事をこなす人とはこういう人なんでしょう
ね。では早速、四択問題にチャレンジしましょう――
■ 海外出張で役立つビジネス英語４：陣頭指揮を執る
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The people [(A) at the helm (B) crisscross (C) in a cul-de-sac (D)
in the doldrums] are smart, respectful, honest and goal-focused.
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【出典】NHKラジオビジネス英会話 高橋修三ヘッドハントされる
三十代の前半、いっとき表面実装技術のセールスエンジニアとして、
自動半田付け装置やその周辺機器を販売していました。
その頃、アメリカをはじめ中国・香港・台湾・シンガポール・マレー
シア等、東南アジア諸国にも頻繁に出張。現地代理店との協力体制で、
外資系のみならず日系企業にも生産ラインの販売をしました。
中でも記憶に残っているのが、シンガポールの代理店のジェネラルマ
ネージャーだった日本人のＭ氏。彼は頭が切れ、現地社員には常に無
駄なく、的確に指示を与えていました。
成約した後は決まって慰労会を催してくれたＭ氏。日頃律儀なＭ氏が
泥酔いし、人間味あふれる側面も見せてくれました。
後日談ですが、実は彼、1985年8月12日に墜落事故を起こした日本航
空123便に搭乗する予定だったとか。「オーバーブッキングで搭乗で
きなかったのが幸いした」と胸をなでおろすように語っていました。
シンガポールでの或る夕食会で、彼は私に日本航空123便の搭乗券を
見せてくれました。・・・生と死の狭間を物語るように、ボーディン
グパスのかすれた文字が二つに折れていました。
では正解をチェックしてみましょう。
■ 海外出張で役立つビジネス英語４：陣頭指揮を執る
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The people [(A) at the helm (B) crisscross (C) in a cul-de-sac (D)
in the doldrums] are smart, respectful, honest and goal-focused.
【正解】(A) at the helm
【解説】at the helm は「指揮を執って、実権を握って」。文意は「陣
頭指揮を執っている人たちは頭が切れて丁重で、誠実で、しかもはっ
きりとした目標を持っています」。crisscross は副詞で「十字に、食
い違って」、(in) a cul-de-sac は「行き止まり、袋小路」、in the dol-
drumsは「（船が）無風状態に入って、（人が）ふさぎ込んで、（物
が）停滞状態で」です。
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【出典】NHKラジオビジネス英会話 高橋修三ヘッドハントされる
出典のテキストはこちらです。良かったらお求めください。
私の姉妹サイト＜実践文学の達人＞で「自分を責め続けた兄」という
記事を書いています。日航機事故のご遺族のお話しです。ご一読いた
だければ幸いです。
実践文学の達人「自分を責め続けた兄」
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では次回の講座を楽しみに b＾＾)
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