積分法(11)置換積分Ⅱ

こんにちは、Frankです。

今日で108日目。置換積分と言っても、微分して置換する手法で、
この方法は三角関数の置換積分にも応用します。

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・置換積分Ⅱ
 *\(\int F(f(x))f'(x)dx\) において、\(f(x) = t\) とすると
  \(\int F(f(x))f'(x)dx = \int F(t)dt\) となる
・三角関数の置換積分
 *\(\int f(sinx)cosxdx\) の場合、\(sinx = t\) とおく
 *\(\int f(cosx)sinxdx\) の場合、\(cosx = t\) とおく

ではテキストもう一度高校数学の339ページの例題3の数字を変え
て、不定積分を求めてみましょう。

\(\int(x^{2} + x + 2)^{3}(2x + 1)dx\) の不定積分を求めます。

\(x^{2} + x + 2 = t・・・①\) とおき、\(t\) で微分、
\((2x + 1)dx = dt・・・②\)
\(\int(x^{2} + x + 2)^{3}(2x + 1)dx\)
\(= \int t^{3}dt\)
\(= \frac{1}{4}t^{4} + C\)
\(= \frac{1}{4}(x^{2} + x + 2)^{4} + C\)(\(c\) は積分定数)(答)

となります。

テキストの340ページの三角関数の置換積分も同じやり方で不定積分
を求めることができます。339と340の2ページは分かりやすかった
です (^^)>

次回の<分数関数の置換積分Ⅲ>で置換積分は終わりです b^^)

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【高校数学(数ⅠA・数ⅡB・数ⅢC)を復習する】でもっと学習する b^^)
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