式と証明(2)等式の証明

こんにちは、Frankです。

今日で157日目。今回の単元「等式の証明」では3通りの証明方法を
学びました。どれも基本的なものですが、考え方を誤ると証明になら
ないので気をつけないといけません。

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*等式(\(A = B\))の証明方法
 1)\(A – B =・・・= 0\)
 2)\(A =・・・=・・・= B\)
 3)\(\left.
\begin{array}{l}
A =・・・=・・・= C \\
B =・・・=・・・= C \hspace{20pt}
\end{array}
\right\}
\rightarrow\hspace{5pt}∴ A = B \)

今回は『チャート式|解法と演習|数学Ⅱ+B』の演習問題(P42)
を参考に比例式で証明してみます。

\(\frac{a}{b} = \frac{c}{d} = \frac{e}{f}\) のとき、等式 \(\frac{a + c}{b + d} = \frac{a + c + e}{b + d + f}\) が成り立つことを証明せよ。

\(\frac{a}{b} = \frac{c}{d} = \frac{e}{f} = k(\neq 0)\) とおくと、
\(a = bk、c = dk、e = fk\)・・・(*)

(*)より(左辺)\(= \frac{a + c}{b + d} = \frac{bk + dk}{b + d} = \require{cancel}\frac{k\bcancel{(b + d)}}{\bcancel{b + d}} = k\)
(*)より(右辺)\(= \frac{a + c + e}{b + d + f} = \frac{bk + dk + fk}{b + d + f} = \require{cancel}\frac{k\bcancel{(b + d + f)}}{\bcancel{b + d + f}} = k\)

よって、\(\frac{a + c}{b + d} = \frac{a + c + e}{b + d + f}\)

いや~ブログ上で文字に斜線を入れられたのは嬉しいですね。
問題が解ける以上に嬉しかった (^^)>

次回は<不等式の証明>です。お楽しみに b^^)

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【高校数学(数ⅠA・数ⅡB・数ⅢC)を復習する】でもっと学習する b^^)
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