積分法(5)分数関数の不定積分~基本的な積分~

こんにちは、Frankです。

今日で102日目。分数には分母と分子が登場するので、即私の頭が回転
しません。今回は対数関数の微分公式がポイントのようです。

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
・分数関数の積分(\(C\):積分定数)
 *\(\begin{equation}
\displaystyle\int\frac{1}{x}dx =\left\{
\begin{array}{l}
\log x + C(x > 0)\\
\log(-x) + C(x < 0) \end{array} \right. \end{equation}\)
  \(\Rightarrow \int\frac{1}{x}dx = \log |x| + C\)
 *\(\int\frac{1}{ax + b} = \frac{1}{a}・\log|ax + b| + C\)

上記の公式だけ見ると単純そうですが、いざ問題でだされると、正直
言って手が止まってしまいます。その理由は対数関数の微分を忘れて
しまったからでした。テキストの296ページを復習しておきましょう。

・\(a = e\) のとき、
 \(* \left\{\begin{array}{l}y = \log x \Rightarrow \frac{dy}{dx}=\frac{1}{x}\\
y = \log|x| \Rightarrow \frac{dy}{dx}=\frac{1}{x}\end{array}\right.\)

復習しておかないと忘却という「復讐」が後で襲ってきます。

今回はテキストの例題1を写経したお蔭で、なんとか【演習160】を
正解することができました。理系の人ならサッと解けるんでしょうね
(^^)>

著作権の関係で【演習160】(3)の数式を変えて計算してみますね。

\(\int\frac{1}{5x – 3}dx\\
= \frac{1}{5}\log|5x – 3| + C(答)\)

まあ今回はタイトルにも書いたとおり、基本だけ押さえておきます。

次回は<分数関数の不定積分>の続きで、「分子の次数を下げる」
です。お楽しみに b^^)

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
【高校数学(数ⅠA・数ⅡB・数ⅢC)を復習する】でもっと学習する b^^)
【コンテント】当サイトで提供する情報はその正確性と最新性の確保に努めていま
 すが完全さを保証するものではありません。当サイトの内容に関するいかなる間
 違いについても一切の責任を負うものではありません
【参考図書】『もう一度高校数学』(著者:高橋一雄氏)株式会社日本実業出版社

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
私の姉妹ブログ実践英語の達人ではオンラインレッスンや
クイズのご案内をしています。良かったらご一読ください。

只今、人気ブログランキングに参加しています。
今日の[実践数学の達人]のランキングは――


数学ランキング