こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ 全長三百三十三メートルの東京タワーの塔頂部で男が死んだという一 つの事件は、またたく間にという表現が大げさであるとしても
投稿者: Frank
■兵庫県立神戸商科大学、商経学部経済学科卒。総合商社勤務後、国際ビジネスコンサルタントとして独立。北米・中南米・オセアニア・東南アジア・欧州・アフリカ諸国等での駐在、インターナショナル・マイクロエレクトロニクス・アンド・システムズ国際会議での講演、米国および台湾新竹縣シリコンバレーでの表面実装技術テクニカル・アドバイザー、米国直接投資に関わる国際訴訟問題解決のためのアイスブレーカー、レザービジネスでの貿易顧問、木材輸入業での商談等、数多くのグローバルビジネスの経験を積む。■ビジネスコンサルティングに従事する傍ら、国連英検(UNATE)特A級・ビジネス英検(BEST)A級・ボランティア通訳検定(V通検)A級・看護英語試験(TOPEC)満点・日商ビジネス英検1級・観光英検1級・全商英検1級・英単語検定(単検)1級・実用英語技能検定(英検®)1級・通訳案内業国家資格を含む英語資格十冠を達成。イーラーニング講座開講後、スカイプレッスンとの相乗効果で英検1級合格者72名、全国通訳案内士国家試験合格者47名、TOEIC®990満点取得者6名やその他英語資格取得者を多数輩出。■《英会話講師への登龍門》として定着した筆者開講の[実践英語の達人クラス]では、プロの英会話講師や大学教授・講師、塾講師も受講。20名以上の上級英会話講師を育成。■goodbook出版主催の《2008年度出版登龍門》にて短編ラブロマンス小説『離れられなくなっちゃう』がグランプリ(大賞)を受賞、2009年1月商業出版にてデビュー。2012年5月には同じく商業出版にて長編社会派ミステリー小説『謎のルージュ』を出版。現在ペーパー版・Kindle版を合わせ全14作をアマゾンにて好評発売中。■趣味はバイクツーリング。メガツアラーの[Suzuki/GSX-1300R Hayabusa]を駆り、全国の海岸線を周遊。孤高の旅を満喫する。
こんにちは、Frankです。 拙作の長編社会派ミステリー小説『謎のルージュ』の刊行以来、温め ていた掌編や短編を続々とKindle版で出版。早14作になりました。 パロディーやミステリー系が好きなのでその辺りのジャンルを中心に 上梓してきま
こんにちは、Frankです。 子供の頃を思い出す俳句です。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 夜なべする 母の背中に 滲むまなこ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 中学生のときだっ
こんにちは、Frankです。 世の中には手の凝った食べ物が好きな人がいますが、私はどちらかと いうと正反対の立場です。「濃厚なクリームをかけた」とか正直、ま ったく興味がありません。 シェフの自己満足の料理を出されても、「ハッ?」て感じです
先日、道路脇の歩道を歩いていたときのこと。 考え事をしていた私は、前から手をつないで歩いてきたカップルのこ となど一切気に留めず、二人のど真ん中を目がけて直進していた。 すれ違い様に「あっ!」と気付いたものの時すでに遅し。握り合って いた二
こんにちは、Frankです。 これは書評ではありません。何故なら書評できるまで読んでいないか らです。私の人生を振り返って、本を読み始めてこんなに早く閉じて しまった本は初めてです。 今はそれ以上、言葉が浮かびません。次はいつこの本を開ける
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ 熟成した佐々木譲氏、横山秀夫氏とは違った、私にとってはナイーブ な作品のように映りました。 失礼な言い方ですが『夜を急ぐ
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ 『夜を急ぐ者よ』(佐々木譲著)に比べると、満足度の高い短編と言 えます。 「まもなく落ちる。」の切り出しは、犯人を取調べ
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ 鈴木輝一郎氏といえば、父は鈴木コテ製作所社長で、一旦はサラリー マンになるも帰郷して同社に入社、父の死後は自ら経営に携わ
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ 物狂おしいほどの日中の熱気がふと途切れ、息をひそめていた涼気が 蘇る。・・・ 冒頭、もう少し引用したかったのですが、胸が
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。ネタバレ注意!です。 ◆ 冒頭、<広中肇は、市役所の戸籍係をしている>で始まるフレーズに、 読者は主人公のキャラクターに想像を
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 書評にもある通り、内田百閒(うちだひゃっけん)といえば、夏目漱 石の弟子で、『我が輩は猫である』の水瓶に落ちて死んだ猫を生き返
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 《見上げた空が眩しかった。けれど、十一月の低い日差しは目に痛い というほどでもなく、俺はごろりと横になったまま、窓ガラスの向こ
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 久しぶりに往復の車内50分で一気読みしました。 ◆ ――前田恵子は夫の遺影を見つめていた。 小説というより、テレビの映像が浮
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 1916年、少女画報に連載された『花物語』が、女学生のバイブルとい われ、人気作家となった吉屋信子。少女小説で大作家になったが