こんにちは、Frankです。 先日、昼飯を食べにお好み焼き屋に入ったときのこと。 焼きそばを注文をして待っていると、あとから30代半ばと思しき女性 が一人お店に入ってきて、私の隣のテーブルに座った。 なんとその女性、注文をし終わると私に「お
こんにちは、Frankです。 直木賞作家、佐々木譲氏のサスペンスですが、私にはもうひとつ響か なかった。 「嵐の那覇。組織に追われる男は、かつて愛した女と邂逅する」 <直木賞作家の傑作サスペンスロマンス>と謳い文句はいいのですが、 その帯広
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ ――前年の暮から1月2月と、雪らしいものは一向降らなかった。 こんな冒頭で始まるこの掌編は、短編小説の名手と知られた永井
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ 美術品の真贋を舌で見分ける美術探偵、神永美有シリーズの1編です が、正直なところ私の読後感はあまりよろしくありませんでし
こんにちは、Frankです。 いつの主催だったか忘れましたが、福井県の文化振興事業団が主催し た「一筆啓上賞」の中でひときわ目をひいた作品がこれだったようで す。 ◆ 母さんへ 「お母さん、もう歩くの疲れた!」 「ほな走り」 今も私は陸上
こんにちは、Frankです。 小説がおもしろいのは、嘘か本当かわからなくなるところ。 女性も同じ。現実的過ぎる女性や空想的過ぎる女性にも、 魅力を感じない。 理屈で武装しなくても、存在そのものにストーリー性のある女性 が理想ということかも。
こんにちは、Frankです。 小学校の低学年の夏休みだったでしょうか、友達と山のぼりに行った 日のことです。途中で小さな広場を見つけ、みんなで石蹴りをするこ とにしました。 しばらく遊んで疲れたので大きな木の下で一休み。何か気になってふ と
こんにちは、Frankです。 今は「幸せ」と書く人が殆どですが、昔は「仕合わせ」と書いていた そうです。 「幸せ」は個人でつかむというイメージが強く、「仕合わせ」は誰か と「し合わせる」ことによって、得られるものだと。 最近は「幸せ」が個人
こんにちは、Frankです。 今から13年前の梅雨時、こんな事故がありました。 野外活動の一環としてモーターボートで曳航中の手漕ぎボートが転覆。 愛知県の中学1年生が一名、亡くなりました。 場所は浜名湖。「船を出す天候ではなかった」と関係者
こんにちは、Frankです。 今日は有機栽培について少しお話しを。 有機栽培でとれた野菜は甘みがあって美味しいのですが、家庭菜園で も有機栽培でも、窒素分を多く与えて栽培すると硝酸態窒素が残留し、 「えぐみ」や「苦味」として感じられ、それを
こんにちは、Frankです。 「涙とともにパンを食べたものでなければ、人生の味はわからない」 ゲーテの言葉です。 私の拙作『離れられなくなっちゃう』にもゲーテの言葉が登場しますが、 小説家にピッタリ当て嵌まる言葉だと思っています。 「あなた
こんにちは、Frankです。 去年の今頃でしたか出勤途上の電車の車内でこんなことがありました。 私の向かい側に、ボロボロの作業着を着た若い男の子が疲れた様子で 座っていました。次の駅で初老の女性が乗ってくると、彼はスーッと 席を立ち、彼女に
こんにちは、Frankです。 今朝、朝食の後、ふと去年の手帳に目を遣ると、こんな詩が出てきま した。 ◆ 自分のせいじゃないことに 劣等感を持つことはないんだよ 自分の力で勝ち取ったものじゃないのに 優越感を持ってはいけないよ 大事なも
こんにちは、Frankです。 短編集の巻末にある、薀蓄のある書評を引用しながら、感想を述べさ せていただきます。 ◆ 全長三百三十三メートルの東京タワーの塔頂部で男が死んだという一 つの事件は、またたく間にという表現が大げさであるとしても
こんにちは、Frankです。 拙作の長編社会派ミステリー小説『謎のルージュ』の刊行以来、温め ていた掌編や短編を続々とKindle版で出版。早14作になりました。 パロディーやミステリー系が好きなのでその辺りのジャンルを中心に 上梓してきま
こんにちは、Frankです。 子供の頃を思い出す俳句です。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 夜なべする 母の背中に 滲むまなこ  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 中学生のときだっ